令和元年8月より実施していました。復興記念館外装改修工事が、令和2年8月に完了しましたので、お知らせします。
この工事により、外装タイルの補修、屋上の防水改修などとともに、記念館正面外壁柱上の怪獣像の復元を行いました。
通称「ライオー(※1)」と呼ばれているこの像は、長年の風雪で劣化が進んで元の形が判然としない状態でしたが、唯一残された建築当時の写真や、建築家伊東忠太(※2)が係わった他の怪獣像を参考に、復元したものです。
従来は、石像でしたが、建築当時の資料に、原設計はテラコッタ(焼き物)であったが施工の途中で石に変更したという記述があったため、今回の復元に当たっては、材質も原設計のテラコッタとしました。

※1:親しみを持って頂けるように、2013年に公募で付けた愛称です。もともとは無名でした
※2:明治から昭和にかけて活躍した建築家、作品には震災記念堂(現:東京都慰霊堂)の他、築地本願寺、湯島聖堂などがあります。一方、復興記念館自体の設計者については、現在も諸説ありますが、伊東が関係していたことは、疑いがないと思われます。

昭和6年(1931年)建築当時の写真

昭和6年(1931年)建築当時の写真

昭和6年(1931年)建築当時の写真
復元し取付けられた怪獣像

復元し取付けられた怪獣像

復元し取付けられた怪獣像
風雪で劣化した近年の状況(2018年)

風雪で劣化した近年の状況(2018年)

風雪で劣化した近年の状況(2018年)
復元し取付けられた怪獣像

復興記念館正面から見た怪獣像たち

復興記念館正面から見た怪獣像たち